感染症拡大を防ぐために人々の接触機会を減らすための措置が講じられました。なかでも在宅措置は、高ストレスであり、運動不足となりがちで、精神的・身体的健康に打撃を与える可能性が高いことを警告する声明や報告が多く出されています。
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日本の16都道府県および、世界39か国、69都市の人の動き(Googleモビリティレポート 職場、交通機関、スーパー・ドラッグストア、飲食・娯楽施設、公園)及び、Covid19日感染者数をグラフでまとめました。各国の状況が視覚化されています。
グラフはこちらをご覧ください。(PDF)
※クリックしたらグラフが開きます
World Urban Parks(WUP:世界都市公園会議)は、公園・オープンスペース・自然の力を、健康の維持増進に不可欠なリソースとして提唱しています。
公園とレクリエーション COVID-19リソース(英語サイト)
多くの公園や遊歩道、オープンスペース、自然は、人々に精神的および肉体的な健康上のメリットを提供するものであり、私たちはこれらを安全な方法で引き続き使用できると考えています。
新型コロナウィルス感染症拡大による外出自粛下で、様々な学術団体等から非感染症に対するリスクとそれに対する提言などが発信されています。
World Urban Parks(WUP:世界都市公園会議)が、新型コロナウイルスを拡げない公園の使い方についてイラストを公開してきたところですが、このたび(8月7日)、国土交通省が『「新しい生活様式」を心がけて公園をつかおう!4つのポイント』を公表しました。また、全国都市公園整備促進協議会は「New Normal Park Life ポスター」を作成しています。
それぞれのウェブサイトよりダウンロードできます。
-WUPジャパンイラスト リンクはこちら |
-「新しい生活様式」を心がけて公園をつかおう!4つのポイント(国土交通省) リンクはこちら |
-New Normal Park Life ポスター(全国都市公園整備促進協議会) リンクはコチラ |
このほか、正しい公園の使い方のイラストが公開されていますので、その一部をご紹介します。どれも無料で配布されているものですので、管理されている公園に掲示するなどして正しい公園の利用を広め、公園を使い続けられるようにお役立てください。
-はなれてあそぼう-STAY HOME&Keep SOCIAL DISTANCE(株式会社コトブキ) ダウンロードはこちら |
公園マナーポスター(新型コロナ対策)(DRESSERS(ドレッサーズ)) ダウンロードはこちら |
感染リスクを最小限に抑えて健康を維持するために、安全距離の確保と身体活動の継続が必要です。また、精神的な健康を保つことも重要です。これらのバランスをとる方法の一つとして公園の利用は有効です。しかし、公園での過密な利用など不適切な利用は防がなければなりません。
以下、今公園ができることをまとめました。
□COVID-19と闘う 都市公園で何が起こったか
□公園閉鎖の判断 NY市での各組織の判断と対応 NYCPD、セントラルパーク、ハイラインを例にして
□遊び場、遊具に関する考え方
□都市生活者にとっての公園 記事
□公園関係者へのメッセージ WUPCEO ニールマッカーシー(翻訳版(PDF))
□関連資料ページ
※ WUPが公開したイラスト(インフォグラフィックス)について
各国の公園関係者の経験をもとにCOVID-19対策をまとめたものです。
外出規制が長期化することにより起こる問題の観点からこのイラストがつくられました。英語圏だけでなく、フランス語、スペイン語圏でも活用できるよう、そして様々な国情にも対応できるようにと考慮されています。アフリカ諸国やラテンアメリカにおいても活用されます。日本語版の作成にあたっては、WUPジャパンが協力しました。
毎年、4-5月の季節の良い時期に世界公園週間が開催されていますが、2020年はこのイラストを拡散して都市民が安全にCOVID-19に備えられる環境づくりに貢献したいと願っています。
このイラストの著作権はWUP本部に所属しますが、どなたでも使用することができます。
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更新履歴
2020年9月14日■最終更新
■感染症と非感染症
2020年9月8日 | ■更新 ■世界各都市の人の動きと感染者数 |
2020年5月11日 | ■更新 ■大枝公園(大阪府守口市)新型コロナウイルスを拡げない公園の使い方(動画) |
2020年5月8日 | ■更新 |
2020年4月27日 | ■更新 ■公園とレクリエーション COVID-19リソース |
2020年4月17日 | ■更新 |
2020年4月13日 | ■更新 |
2020年4月7日 |
■更新 ■感染が拡大するアメリカの取組みの紹介 「市民が屋内にとどまることを強いられています。感染リスクを最小限に抑えて健康を維持するために、安全距離の必要性と身体活動を続ける必要性のバランスをとる方法を市民に確保することに都市公園関係者が取り組んでいます」 ■世界の公園関係機関からの情報追加 「The wall Street Jounnal(『米政府のコロナ対策、検査拡大よりも「社会的距離」の重要性強調へ』、『ニューヨーク市の公園ホームページ 様々』)」 |
2020年4月1日 | ■公開 ■公園でのCOVID-19対策について ■世界の公園関係機関からの情報 |
※様々な人が、それぞれの持つ理由で公園を利用している実態を理解して公園空間を利用できるように確保し、必要に応じたルール、相互理解を促す必要がある。
※感染拡大の制御とそれに伴う市民の健康に関するリスクの両面からの判断が求められる。
①感染初期
②感染中期(ロックダウン前)
③都市封鎖(ロックダウン)
④ポストロックダウンに向けて
都市市民の健康と福祉を促進するためには、都市環境と健康の関係を理解することが不可欠です。公園が人々の全体的な健康と福祉に与える影響を調査し、研究し続けることが重要です。