健康は目的ではなく手段であるのと同じように、公園やオープンスペースもまたウェルビーイングを向上させるための手段であり、一人ひとりが持つ潜在的な力を発揮できるウェルビーイングの高い社会実現のための重要な空間です。WHOは、生活環境が適切に設計され維持されれば、疾病予防やウェルビーイング向上につながるとしており、これが私たちの生活の身近に公園をはじめとする質の高い緑が求められる重要な理由です。私たちの健康的で前向きな暮らし(ウェルビーイングの高い状態)には、自然、生命と人間が寄り添っている必要があり、また公園やオープンスペースがそれをもたらしてくれる場所なのです。私たち公園からの健康づくりネットは、公園やオープンスペースが生活習慣と環境を改善できる場であり、これらに適切な投資を行うための取り組みを進めています。皆様のあたたかいご支援をお願い申し上げます。
現在、寄附金を募集しております。
公園やオープンスペースを活用したウェルビーイング向上のための企画提案、情報発信等に活用させていただきます。現在は、アクセス可能な緑の価値の可視化、WHOレポートの翻訳等の企画提案が進行中です。
「アクセス可能な緑の価値の可視化プロジェクト」は、樹冠被覆率と人流データを組み合わせることで、都市生活のなかで緑に曝される量である「緑地暴露累積時間」を数値化し可視化しようとする試みです。緑地暴露累積時間とは、例えばあるコースを散歩したとき、緑の効果が得られる区間はどこからどこまでで、散歩にかけた時間のうちその区間を歩き緑の効果に浴した累積時間がどれだけあったか、といったことで、効果的な緑にどれだけの時間触れ合ったかを可視化することは、私たちのウェルビーイングを向上するための指標となります。これを都市レベルで見たとき、効果的な緑の配置について計画するために有用なデータとなり得ます。生活者は街なかの日常生活でより緑に触れ合えるルートが選択できるようになり、都市計画者は人通りの多い街路に優先的に緑化を施す、あるいは緑化により人流を誘導するといった緑に基づく効果的な都市計画が可能となります。
ご希望の使途をご指定ください。
寄附申込書にご記入のうえ、寄附受付窓口までEメールでお申し出ください。申込書を確認しましたら事務局よりご連絡を差し上げます。
公園を使った健康づくりに共感し、事業を応援してくださる「サポーター」を募集します。
◇公園という緑の場を、自分自身、家族や従業員の健康づくりに活用する。
◇公園を、企業のお客様の健康づくりに役立てることで、企業イメージの向上につなげる。
◇公園の施工・管理を担う企業さまと一緒に知恵を出し、ノウハウを共有し、実行することで、公園利用者の健康づくりに公園をいっそう役立てる。
◇1口 10,000円/年
◇公園からの健康づくりネットのホームページに社名を掲載します。
<さらに>3口以上の企業さまについては、企業を説明する特設ページを掲載します。
◇「スロージョギング教室」50,000円/回(70分)を、特別価格40,000円/回で承ります。(日本スロージョギング協会認定アドバンス指導者が伺います。大阪から遠方の場合の交通費・宿泊費は要別途)
◇「モルック教室」20,000円/回(120分)を、特別価格15,000円/回で承ります。(大阪から遠方の場合の交通費・宿泊費は要別途)
◇公園からの健康づくりネットのイベントなどの情報をメールでお知らせします。