2022/4/26更新">
コロナ禍によって公衆衛生への関心が高まりました。病気になれば治療は医療機関に頼りますが、健康でいることを維持するための生活環境に注意を向ける必要があります。
なぜ、人はみどりを欲するのでしょうか?森や草原で長く暮らしたヒトはそこで身体や社会性を進化させました。ヒトが都市に住むようになったのは200万年の進化の中でごく最近のことです。1980年代、世界の大都市で財政的な理由から公園が荒廃し、その結果として、治安、公衆衛生、周辺居住不動産の価値低下を招き、かえって都市経営の費用が増大することとなりました。その後、2000年代にかけて政策転換した都市は、現在大きく発展しており、緑を政策の中心に据えることの重要性をうかがうことができます。
私たちの生活の質の向上、経済の活性化にもつながる緑への投資についてパンフレットにまとめました。
下をクリックしていただくとパンフレットをご覧いただけます。
あたらしい生活の様式とみどりの処方
ご希望の方にパンフレットをお送りいたします。
問い合わせフォームのメッセージ本文にて、「パンフレット希望」と「必要部数」をご記入ください。
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みどりの処方については、2010年代に世界保健機構(WHO)が様々な研究を取りまとめ、その重要性を報告書にまとめ、為政者に向けたガイドブックとしても作成しています。これらの研究成果を日本で活かす活動に取り組むため、本団体は会員を募ります。
住みたくなる街づくりに関心をお持ちの企業の皆さま、関心のある個人の皆さまのご参加をお待ちしております。
LBAと共同で発行したパンフレット『あたらしい生活の様式とみどりの処方』等のソリューションを事業化する検討を勉強会形式で進めます。このため「みどりの処方実践のためのワークショップ」を発足します。
この会の発足にあたり一般会員として企業(6万円/年)・個人(6千円/年)を募ります。どちらも勉強会への参加は任意です。企業には、制作するリーフレットに企業名等を明記します。
支援・入会について詳しくはこちら
1.目的 | 新たな施策提言のための情報蓄積として、会員団体等の組織ネットワークを活かした施策研究を行う。 |
2.方式 | 正会員および一般会員(企業および個人)の有志による勉強会方式(オンラインによる) |
3.テーマ | 「Urban Green Space Interventions and Health; A review of impacts and effectiveness」(WHO,2017) WHOが実施したみどりと健康のエビデンス検証。ピアレビューを受けた論文のシステマテックレビューにより都市緑地の健康に対する影響が何かを検証し、発行された報告書をとりあげる。 |
4.メンバー | 会員有志10名程度 |
5.期間 | 1か年程度 |
6.頻度 | 勉強会の開催は1か月に1度程度 |
7.成果 | 単なる翻訳ではなく、わが国の実態に則した解釈を行い、解説本としてリーフレット等にまとめる。参加メンバーは成果品に記名する。 |